tpeのブリード対策!ラブドールを100倍楽しむ方法

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みずほ
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TPEラブドールのブリード対策について。

ブリードについて知っておかないと、使ってるうちに衣類の色移りや、劣化が起きてドールの美しさが損なわれてしまうかもしれません。

しかし、安心してください。

この記事ではTPEのブリード対策に焦点を当て、ラブドールの寿命を延ばし、より楽しむ方法について解説します。

TPEのブリードとは一体何か、どのような要因が影響を与えるのか、そしてその対策法をこの記事では答えていきます。

ラブドールのメンテナンスがよりスムーズに行え、愛着を持って100倍楽しむことができるでしょう。

tpeのブリードとは?

TPE(熱可塑性エラストマー)製ラブドールのボディの柔らかさは、そのTPEの配合比によって変わってきます。

柔らかければ柔らかいほどオイル成分が多いということになります。

そしてこのオイル成分は、ほんの微量ですが皮膚の外に染み出してきます。これをブリードと呼びます。

TPEのブリード現象とは、日常の使用や保管条件の変化により、ドールの表面から成分が溶け出し、周囲に色が移る現象です。

仕組み

TPEのブリード現象とは、使用中にボディへの色移りや表面の劣化が生じる現象を指します。

樹脂から出るブリード(浸み出し油)は、樹脂の可塑剤(軟化成分)であり、不揮発性(乾燥しない)で、色素を溶融する性質を持つ無色の油です。

ブリードの匂いは、油分を含んでいるので対策が必要になることも。

サラサラした成分なので、手や衣類に付着しても気付きませんが、手を洗う時ヌル付きを感じたり、衣類に油取り紙を当てると油染みができます。

また、ブリードが多いと空気中の粉塵を吸着してタック(べたつき)になります。

これにより、ドールの外観が損なわれる可能性があります。

ブリードの影響

ブリードの影響として、衣類への色移りのほかに、

  • 油分の匂いが周辺に漂う
  • 衣類に付いたブリードで紙に油ジミができる。
  • 靴に付いたブリードが合成皮革を分解して悪臭を出す。
  • 手袋をして触っても浸みて手に付くのでベタベタする。

tpeのブリード対策

TPE(熱可塑性エラストマー)製ラブドールのブリード現象に対処するための実用的な対策を紹介します。

これらのアプローチを取ることで、ドールの寿命を延ばし、より長く楽しむことが可能です。

1. クリーニング

定期的なクリーニングはブリード対策の基本です。

使用後、優れた品質のクリーナーを使って汚れを除去し、成分の溶出を防ぎましょう。

汚れや異物が残ると、それがブリードの原因になることがあります。

クリーニングには、ベビーパウダーがおすすめです。

ベビーパウダーは市販品でもよいですが、ラブドールを購入すると付属でついてくることもあります。

TPEやシリコンは、静電気が発生しやすいという特徴があります。

特に空気が乾燥しやすい時期は、埃や汚れも付着しやすくなるため、ラブドールの保存前や衣装を着せる前にはベビーパウダーで表面をお手入れしましょう。

時間が経過するとともになじんでくるので、少しくらいであればつけすぎても問題はありません。

丁寧な手入れが美しさを保つ秘訣です。

これらのブリード対策を実践することで、TPE製ラブドールの美しさを長く維持し、100倍の満足感を得ることができます。

2. 専用の潤滑剤を利用

TPEのブリードには潤滑剤の影響も考慮されます。

潤滑剤によってもブリードが引き起こされることがあります。

専用のTPE対応潤滑剤を使用することで、ブリードを軽減し、ドールの美しい状態を保ちます。

ラブドールを購入したショップで販売している潤滑剤なら、まず使って問題ないでしょう。

3. 可能な限り、はだかで保管(色移りを防ぐ)

服装や布団などがドールの肌に直接触れる場合、色移りする可能性があります。

ドールとの接触面に注意を払いましょう。

特にTPE製の場合は、洋服の型が付いたり色移りしたりしやすいという欠点があるので、可能な限りはだかで保存するようにしましょう。

服を着せていると、ラブドールに入っている油が衣類にしみわたるリスクがあります。

これは、特にTPE製のドールによく見られるので、できるだけ衣類を着用したままの保存は避けたほうが賢明です。

ブリードを防ぐためには、ラブドールは常温で保管し、直射日光や極端な気温から遠ざけましょう。

常温での使用を心掛け、保管時も適切な温度・湿度管理を行いましょう。

吊り下げ保管

専用の吊り下げフックやボルトを使って吊り下げてください。場合によっては、S字型の鈎で代用することも可能です。

フックにしか荷重がかからないので、ラブドールへの負荷や型崩れも少なくて済みます。

仰向け保管

すべての関節を伸ばした状態で仰向けにして保管するのも有効です。

ただし、負荷がかかるとお尻部分が変形しやすいので、硬い床の上ではなく、梱包材や低反発クッションなどの上に置くようにしましょう。

また、オイルブリードが起きやすいので、防水シートなどでしっかりくるむなどの対策をすることを忘れないでください。

自立保管

自立できるラブドールであれば、自立保管する方法があります。この場合は、支点となるボルトがあるかどうか確認してください。

この場合は、お尻部分のオイルが壁面などにつかないよう、汚れても構えわないものを挟んでおきましょう。

また不安定だと転倒して壊れたり、ケガしたりなどのリスクがあるので注意してください。

型崩れのリスクが大きい方法なので、緊急時に保存したい際に使うようにするといいでしょう。

座らせて保管

数日程度であれば、椅子などに座らせて保管することも可能です。

座り姿勢の場合は、お尻や太もも、背中、膝などに負荷がかかりやすいので、お尻や背中に何かを挟むなどの工夫をして保管するようにしましょう。

その他、座らせる椅子などの色移り、椅子へのオイルブリードにも注意してください。

tpeのブリード|tpeの寿命はどのくらい?

TPE(熱可塑性エラストマー)製ラブドールの寿命は様々な要因に左右されますが、正しいケアと理解によってその寿命を延ばすことが可能です。

TPE製ラブドールの寿命は、少なくとも3年から10年。

一方、きちんと扱わなければ、2年も耐えられない可能性もあります。

1. 使用頻度と保管状態の影響

TPEのラブドールの寿命は、使用頻度や保管状態によって大きく変わります。頻繁に使用する場合、摩擦や汚れが増え、ブリード現象が発生しやすくなります。また、保管時の温度や湿度管理も重要です。

保管状況が悪いと、ラブドールに圧力が原因で凹みができて、裂けたり裂けたりする可能性があります。腕、膝、肘の下の巣はくぼみに敏感です。

そのため、ラブドールの保管条件に注意してください。

2. 適切なクリーニングと手入れ

ラブドールの寿命を長く保つためには、適切なクリーニングと手入れが欠かせません。

定期的なクリーニングはブリード現象を軽減し、ドールの美しさを維持します。

専用の洗浄剤やクリームを使用し、優しく手入れを行いましょう。

3. 高品質な製品の選択

TPEラブドールの寿命には製品の品質も大きく影響します。

信頼性の高いメーカーから製品を選ぶことで、素材や作りが優れ、寿命が向上します。口コミやレビューを参考にすることも重要です。

シリコンやTPEは高価ですが、他の材料で作られたラブドールよりも耐久性があります。

4. ブリード対策の実施

TPEのブリード対策を実践することで、ラブドールの寿命を延ばすことができます。

温度管理、潤滑剤の選定、色移りの防止など、総合的なアプローチが重要です。

TPEのラブドールの寿命は、使用者のケアや環境管理によって大きく変わります。

正しい手入れを行い、ブリード対策を実践することで、長く美しい状態を維持することができます。

tpeのブリード|色移りを落とす方法

TPE(熱可塑性エラストマー)製品において、色移りは避けられない現象ですが、適切なケアと対策を行うことで効果的に軽減できます。

ここでは、色移りを落とすための方法について詳しく解説します。

1. 早めの対処がポイント

色移りが発生した場合、早急な対処が重要です。放置すると色が定着しやすくなり、取り除くのが難しくなります。発見次第、迅速に対応しましょう。

2. 中性洗剤を使用した洗浄

中性洗剤を用いた洗浄が色移りに効果的です。柔らかい布やスポンジに中性洗剤を付け、優しくこすり洗いすることで、余分な色素を除去できます。

完全に色移りが消えている様なら、ヘラ等とティッシュペーパーウェットティッシュ(アルコール入り)で優しく拭き取ります。

乾燥後にシッカロール(ベビーパウダー)をTPE表面を軽く叩く様に付けます(こすらない)。

3. 専用のクリーナーを利用

TPE用の専用クリーナーを使用すると、色移りの除去がより効果的に行えます。市販のクリーナーではなく、TPE素材に特化した製品を選ぶことが重要です。

4. 水でよくすすぐ

洗浄後は十分にすすぎましょう。残留した洗剤が色移りの原因となります。きれいな水で十分にすすぐことで、余分な成分を徹底的に洗い流します。

5. 色の濃いものとの接触を注意

ドールに色の濃い衣類やアクセサリーを着用する場合は注意が必要です。

色移りを防ぐには、
  • 色素を持たない素材(白・生成り)を使用する。
  • 素材と衣類の間に1枚噛ませて、ブリードを付着させない。
  • 万が一ブリードが付着した衣類は、油分が完全に落ちるまで洗濯する。

また、シリコン・TPEには、粘着テープも絶対使ってはいけません。

ブリードが粘着剤を溶融させると、親和性が高まって樹脂を変質させます。樹脂の表面が、ただれたように融けてしまうので絶対に使わないこと。

正しい知識で、色移りなどの憂慮すべき事態に備えましょう。

tpeのブリード|シリコンとtpeの違いは何ですか?

シリコンとTPE(熱可塑性エラストマー)は、ラブドール製造においてよく用いられる素材ですが、それぞれに独自の特徴があります。

ここでは、シリコンとTPEの違いについて詳しく解説します。

シリコンはTPEよりも化学的に安定しており、ブリードが少ないです。

しかし柔軟性や、やわらかい触感はTPEのほうが優れているため、ご自身の好みとメンテナンスのバランスを考慮する必要があります。

1. 柔軟性と触感

TPEはシリコンよりも柔軟で、人間の肌に近い触感を持っています。

シリコンはやや硬く感じるのに対し、TPE はとても柔らかいです。

シリコンは配合によって3〜5倍、 TPEは6〜8倍、ゴムの部分を伸ばせます。

その結果、 TPEはより良い引っ張り力を持ち、より激しい動きにも適応できるようになりました。

ただしTPEは適切な取り扱いをしないと破れてしまうことがあるので注意しましょう。

このため、リアリティの高い感触を求めるユーザーにとってはTPEが適しています。

もちろん、シリコンはとても柔らかくすることもできますが、その分コストはかなり高くなります。

2. リアリティと耐久性

シリコンは硬質でリアリティが高く、耐久性も優れています。

TPEよりもシリコンの方が、少し硬い素材なので、表現力が高いです。

高精細な顔やお肌の掌紋、細部などはシリコンでしか表現できません。

一方でTPEは柔軟でリアルな感触があるものの、摩擦や刺激に対する耐性がやや劣る傾向があります。

3. 価格とメンテナンス

TPEは比較的低価格で入手でき、柔軟性があるため取り扱いが容易です。

一方でシリコンは高価でメンテナンスが必要ですが、その代わりに高い耐久性が期待できます。

シリコンは耐熱性や耐候性に優れています。

また、シリコンは一般にTPEよりも高価です。

4. ブリード現象の発生

TPEはブリード現象が発生しやすい素材です。

色移りや表面の劣化が起こりやすいため、適切なケアが必要です。

シリコンは化学的に安定しており、ブリードが起こりにくい特徴があります。

5. 重さと温度感応性

TPEはシリコンよりも軽量で、温度に敏感な特性があります。触れると急速に体温に近づくため、よりリアルな体験が可能です。

一方でシリコンは重く、温度変化に対しては安定しています。

シリコンの密度が高いため、同じサイズのシリコンドールはTPEドールより重くなります。

シリコンとTPE、それぞれに特有の特徴がありますので、選択する際には自身の好みや用途に応じて検討することが重要です。